❐北方四島の話題
citysakh.ru 2018/11/26
魚粉と魚油の加工場を建設中の国後島ユジノクリリスク(古釜布)に、タイで製造された最新のハイテク機器がコンテナで輸送されてきた。新工場を建設しているのは、サハリン地方で最も歴史のある企業のひとつ「南クリル魚工場」で、総投資額は10億8,300万ルーブル。2つの生産ラインで使用するタイのハイテク機器により、ピーク時には1日あたり最大504トンの原材料を処理できる。2019年第2四半期に稼働する予定。サハリン州政府のベリク副議長は「このプロジェクトは非常に有望だ。南クリルには加工に適した原材料が豊富にあり、魚粉や魚油はロシア国内だけでなく海外でも、魚の養殖や家畜の飼料用に大きな需要がある。この工場がフル稼働すれば2021年には国内総生産への寄与額は17億ルーブルになり、地域の税収も9,200万ルーブル増加と、雇用も46人増える」と話している。
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