❐北方四島の話題
サハリン・インフォ2018/12/4
2年前に完成したはずの択捉島中心部のクリリスク(紗那)とキトヴィ(内岡)をカバーする給水・下水処理施設がいまだに稼働していない。2017年にはフル稼働いるはずだったが、2018年になっても何も起こらなかった。地元住民は「クリリスクの郵便局近くには汚水の排出口があり、いつも悪臭が漂っている。どういうわけか牛がそこに沈んだ。下水処理場が2年前に建設されたのに、どういうことなのか…」と話した。クリル行政府のロコトフ市長代行は「2016年に確かに施設が完成したが、私の前の担当者は、施設と住宅の配管の接続検査をしないまま、受け入れてしまった。私は下水処理場へつなぐ配管を整備するため2019年の予算で必要経費を要求している」と話している。
2年前に完成した施設
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