択捉島民に不安 高速インターネット接続は公共機関、公営アパートだけ?

北方四島の話題

 サハリン・インフォ2018/12/8

サハリンと南クリル諸島(択捉、国後、色丹島)間の光ファイバー敷設工事が完了し、来年から運用されるが、択捉島では高速インターネットに接続できるのは公共機関や公営アパートに限られ、択捉島の半分を占める民間の住宅、アパートが除外されるのではないかと不安が広がっている。クリル諸島への光ファイバー敷設工事は30億ルーブルを超える予算を投じ、この春から開始された。ロステレコムによると、高速通信ネットワークの範囲は法人・個人を含めて2,500世帯である。クリル地区議会のセルゲイ・ポポフ氏は「都市部では、すでに主要なハブから特定の住宅やアパートまでのレイアウトが出来ているが、私たちはそれに触ることが出来ない」と語った。島々ではネットワークへのアクセスは衛星チャンネルを通じて行われ、通信は天候に依存し、通信速度も遅い。

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