北方領土の引き渡しに反対する集会に400人が参加

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北方四島の話題

 サハリン・インフォ2018/12/22

    ロシア共産党が主催したクリル諸島を守るための集会がユジノサハリンスクで開かれ、約400人が参加した。150人が集まった15日の無許可集会から2倍以上に増えた。主催者の1人共産党のスタニスラフ・クズネツォフは、行政が反対集会の開催を妨害し、マスコミはこの問題について十分な報道をしていないと訴えた。また彼は、勝利広場の隣にある温泉施設の建設について「サハリン当局と日本との共同事業は犯罪であり、土地の売却である」と糾弾し、調査を要求した。Sakh.comによると、クズネツォフは彼自身をサハリン州の知事の候補者と見なしており、政治的行動における彼の活動はこれに関連しているかもしれないとしている。

    この後登壇したロシア地理学会サハリン支部長のセルゲイ・ポノマリョフは「プーチン大統領は1956年のソ日共同宣言は国会によって批准されたと言ったが、それは違う。誰が大統領にそんな報告をしたのか。批准は最高評議会によって行われたのではなく、最高評議会の議長によって行われた。批准はソビエト連邦ロシア連邦憲法に違反している」と述べ、プーチン大統領と外務省に対して、平和条約交渉の議題から領土の引き渡しの交渉を除外するよう求めるアピールを読み上げた。また、集会ではサハリン州沿海州を統合する試みに対して反対する発言が相次いだ。

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