2019年南クリルで2つの水産加工場が操業 投資額は色丹島28.2億ルーブル、国後島18億ルーブル

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北方四島の話題

 citysakh.ru/news 2019/1/21

国後島色丹島に2019年、46億2,000万ルーブルを投資した新しい水産加工プラントが操業を開始する。TASS通信が報じた。色丹島のクラボザボツコエ(アナマ)では28億2,000万ルーブルを投じたサバやイワシの加工場が、国後島ユジノクリリスク(古釜布)には18億ルーブルをかけた、魚粉や魚油を製造する工場がオーブンする。クリル諸島全体では8つの主要プロジェクトが実施されており、投資総額は180億ルーブルにのぼる。海上・航空輸送に関しては、新たに航空機2機を導入し、色丹島に新しい滑走路を計画しているほか、サハリンとクリル諸島を結ぶ航路などに使用する貨客船2隻の建造も始まった。併せて古釜布と斜古丹の港湾整備も計画されている。さらに、クリル諸島では、図書館、文化施設、幼稚園、学校など10を超える社会施設の建設が予定されている。サハリン州政府はクリル社会経済発展計画の中で、今後3年で110億ルーブルクリル諸島に投資する。サハリン州のリマレンコ知事が先に述べたように、クリル諸島での3年間のインフラ開発計画は、日本への島の引き渡しの可能性についてのいかなる議論も除外している。

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