❐北クリルの話題
サハリン・クリル通信2019/1/30
ロシア科学アカデミー極東支部海洋地質・地球物理研究所は、サハリン地方の驚異の自然をホームページで紹介する取り組みを始めた。第1回は北クリルにあるオンネコタン島(温禰古丹)にある、極東で水深が最も深いカルデラ湖、コリツェヴォエ湖を取り上げている。コリツェヴォエ湖は2006年に初めて調査が行われ、最深部で深さ264mと分かった。これはバイカル湖(1642 m)、カスピ海(1025 m)、ハンタイ湖(420 m)に続いて、ロシアで4番目に深い湖である。行政的には北クリル地区に属し、現在は誰も住んでいない。アクセスが極めて困難なため、観光客はほとんど訪れない。


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