❐北方四島の話題
サハリン・インフォ2019/2/21
クリル自然保護区の創設35周年を祝うイベントが国後島と色丹島で開催された。国後島ユジノクリリスク(古釜布)の郷土博物館では、動植物展示ホールを会場に市内4つの幼稚園の園児たち145人がゲームを通して島の生態系や動物の行動を学んだ。参加者には国後島のシンボル爺々岳が描かれたカレンダーが贈られた。一方、色丹島クラボザボツコエ(アナマ)の中学校では、生徒たちが上級検査官セルゲイ・カルペンコさんから自然保護区の歴史を学んだ。また、2月19日から古釜布の文化の家で記念の写真展が始まった。著名な写真家や保護区職員が撮影した作品が展示されている。クリル自然保護区は1984年2月10日に誕生した。国後島、色丹島、歯舞群島にまたがる保護区域は65,861ヘクタール(サハリン地域の0.75%)、海洋保護区は32,000ヘクタール。
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