択捉島 紗那と別飛地区で街づくりの住民提案に向けて初会合 州政府が予算化

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北方四島の話題

   サハリン・インフォ2019/3/4

地域住民の街づくりの提案に対してサハリン州政府が支援する「地域の発展」プロジェクトの今年最初の会合が択捉島リリスク(紗那)とレイドヴォ(別飛)で開かれた。プロジェクトは2018年から始まり、地域が必要といる事業を住民自ら提案し、関係機関との協議や投票を経て地域プロジェクトを選定。州政府が実現のために予算を付ける仕組み。初会合では住民たちが快適で便利な生活環境をつくることを目的に複数のプロジェクトについて議論した。クリリスクでは屋内スケートリンクやクライミング施設の建設が話し合われ、レイドヴォでは郵便サービスなどをワンストップで提供する多機能センターの設置について話し合った。1つのプロジェクトの費用は1億ルーブルまで。州政府はサハリン州全域で最低10億ルーブルを割り当てる予定。クリリスクでは昨年、高校生からの街づくり提案を実現する州政府の同様のプロジェクトの枠組みで、スケートパークが整備されている。

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