地域開発プログラム事業 国後、色丹からの提案は古釜布の野外博物館とドゥボボエのアクセス道路整備に決定

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北方四島の話題

 サハリン・インフォ2019/3/30

地域住民が望む社会施設の整備を住民参加で決定し、サハリン州政府が予算付けを行う「地域開発プログラム」の住民代表会議が国後島ユジノクリリスク(古釜布)で開かれ、投票の結果、南クリル地区として古釜布の野外博物館とドゥボボエ地区の道路整備の2つを提案することに決まった。会議には国後島色丹島の6つの地区から代表者19人が出席し、各地の希望を聞き協議した。国後島南部にあるドゥボボエ地区からは、古釜布–泊の幹線道路に通じるアクセス道路の建設が提案された。古釜布近郊のオトラダ(近布内)地区からはセントラルヒーティングの整備、色丹島のマロクリリスコエ(斜古丹)地区はアイスホッケー場、クラボザボツコエ(アナマ)は運動場の整備、古釜布住民は1945年9月1日に赤軍が最初に上陸した場所に建つ解放者の記念碑を中心としたエリアに野外博物館を開設することを提案。投票の結果、大多数の住民が古釜布の野外博物館とドゥボボエ地区の道路整備に投票し、南クリル地区からの提案に決定した。2つの提案は5月1日から20日まで開催される州レベルのネット投票で事業に採択されると、最高1億ルーブルの予算がつけられる。

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