❐北方四島の話題
citysakh.ru 2019/5/6
国後島ユジノクリリスク(古釜布)近郊で、地元の空手連盟関係者が極東の土地を無償提供する「極東ヘクタール」政策に基づいて取得した土地にトレーニング・キャンプ場「チャンピョン」を建設した。ユジノクリリスク空手連盟のビクトリア・クチェロワさんが、子供たちのためのスポーツトレーニングやレクリエーション用に2ヘクタールの土地を申請した。2018年には、4つのコテージと食堂を建設し、今夏には浴場も整備される予定だ。子供たちを指導している空手連盟のイリヤ・クチェロフ代表は、空手のヨーロッパチャンピョンに2度輝いた有名な格闘家。彼の指導を受けた国後島の子供たちはロシアやサハリン州の空手大会で優勝したりメダルを獲得している。極東人的資源開発機構によると、「極東ヘクタール」政策によって、サハリン州では8,035件の無償使用の契約が締結された。使用目的で見ると、申請者の半数が住宅建設。23%が園芸目的で、 21%が農地開発となっている。
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