ビザなし交流 今年最初の訪問団が国後島で3日間を過ごした

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北方四島の話題

 サハリン・インフォ2019/5/13

今年初めての日本からのビザなし交流訪問団が国後島で3日間を過ごした。訪問団65人は10日、南クリル行政府にブラセンコ市長らを表敬。市長は「1992年にビザなし交流を通じて、クリルの住民は日本の文化に精通している。最近ではクリルの子供や若者たち130人以上が北海道の病院で治療を受けている。共同経済活動のビジネスミッションも3回行われており、企業家たちが貿易と産業を発展させるプラットフォームを見つけることが出来ると確信している」と挨拶。訪問団の大塚団長は「文化交流の長い歴史は私達の関係を着実に改善している。近い将来、平和条約を締結できる日がきっと来ると信じている」と応じた。この後、行われた合同コンサートでは日本側が和太鼓の演奏を披露した。滞在中、訪問団は日本人墓地をお参りしたほか、ホームビジット、幼稚園やスポーツ施設の視察、景勝地である「悪魔の指」(ローソク岩)を訪れた。

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