南クリルの国後島、色丹島の学校にラストベルが響いた

❐北方四島の話題

　サハリン・インフォ2019/5/27

南クリル地区の国後島、色丹島の学校にラストベルが鳴り響いた。1020人を超える児童・生徒が今学期を終了した。ブラセンコ市長は南クリル中学校で卒業生を祝福した。ラストベルは国後島南部のドゥボボエの学校でも鳴った。主人公の卒業生3人のうち、9年生のマキシム・ツィビゾフ君クリスティーナ・ゴリコヴァさんは大学に進学して将来は教師を目指している。アントン・パク君は技術者になることが夢。オスカー賞の授賞式スタイルで開催された式典では、卒業生たちの幼いころの映像が流れる中、両親や先生たちに感謝の気持ちが伝えられた。