ウルップ島 悪天候のため、クリルゲオ社の従業員60人が島に取り残されている

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北方四島の話題

 サハリン・インフォ2019/6/6

択捉島とともにクリル地区都市管区に属するウルップ島で、金銀を採掘しているクリルゲオ社の従業員が荒天のため交代要員が到着出来ないため、1カ月以上も島から出られないでいる。乗船する予定だった船舶は座礁して、現在修理中だという。数日前、15人がヘリコプターで輸送されたが、今なお60人以上の労働者が取り残されている。会社側からは何の情報もない。就労規則では、交代の従業員が来ない場合、雇用主は島に残っている従業員を引き続き働かせることが出来る。その間、給料は支払われる。ウルップ島内には、従業員用の住宅があり、食事も提供されているほか、必要なら診療も受けられるという。次回のフライトは6月9日以降になる。

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