❐北方四島の話題
サハリン・インフォ2019/6/15
択捉島の農業をけん引するリーダー的農場「マヤク」でジャガイモ、トマト、キャベツなどの植え付け作業が行われた。「マヤク」が択捉島で農業を始めたのは3年前。農業には厳しい気候にもかかわらず、露地栽培や温室栽培で成功を収めている。サラトフカ地区にある農場では、6ヘクタールの畑にジャガイモを植え、ビートとニンジンが0.5ヘクタール、キャベツの苗は5,000株以上が植えられた。温室ではトマトやキュウリ、ズッキーニ、レタスなどが育つ。トマトやキャベツの苗は自前で生産し、購入経費50万ルーブルを節約した。昨年の収穫は好調で、定期的にクリリスク(紗那)などで販売した。トマトとキュウリは島外から運ばれてくるものより、安く提供できたという。
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