❐国後島最新事情…①
国後島自由訪問2019/6/21-24
国後島は建設ラッシュだった。ユジノクリリスク(古釜布)港に到着したビザなし交流船「えとぴりか」からはしけに乗り換え、古釜布に上陸すると、すぐ右手で魚油・魚粉工場の鉄骨の骨組みが目に飛び込んできた。ユジノクリリスキー・ルイブコンビナートが総事業費約11億ルーブルをかけて建設中だ。このうちサハリン州開発公社が8割を融資し、残りをファンドで賄う。イワシやサバの原魚や水産加工の過程で発生する残滓を原料に、年間5,000トンの魚粉と3,500トンの魚油の生産を目指している。基礎回りはほぼ完成し、この日は数人の作業員が働いていた。コンビナートはすでに8カ国の外国企業、ロシア国内企業と製品供給契約を結んでいるという。
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