択捉島・紗那 ビザなし交流で3.5mの巨大海苔巻きに挑戦

北方四島の話題

 サハリン・インフォ2019/7/8

料理ほど人々を親密にさせるものはない–。日曜日に択捉島リリスク(紗那)を訪れた日本のビザなし交流訪問団が、文化交流の一環で企画した日本料理のワークショップで、そのことを改めて示した。訪問団を出迎えたクリル行政府のデクチャロフ第一副市長は「私たちはいつでもお客様を歓迎している。近年、韓国や米国、中国などから観光客が訪れている。日本からの観光客も択捉島に来てほしいと願っている」と述べた。これに対し、児玉団長は「文化交流の一環で私たちは料理を選び、島で手に入る食材を使って日本料理を紹介したい」と語った。食材はほとんど島内で購入され、根室から来たプロのシェフがサクラが描かれた海苔巻きや天ぷらを披露した。最後に、みんなで3.5mの巨大な海苔巻きをつくり、料理交流を締めくくった。

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