サハリン-択捉島の航空チケット　9月2日まで売り切れ状態

❐北方四島の話題

　サハリン・インフォ2019/7/29

「サハリン–択捉島のチケットが9月まで売り切れ状態で家に帰れない!!　知事は択捉島住民との懇談で、必要なら飛行機の増便も、と約束したのに…」–択捉島クリリスク(紗那)の住民がサフ・コム編集部に訴えた。サフ・コムが確認したところ、確かに9月2日まで択捉島ヤースヌイ空港行きはチケットがなかった。州の運輸省担当者は「我々はマジシャンではないので、どうにもできない。利用可能な飛行機があれば追加で飛ばすが」と、コメントした。飛行機がだめなら船がある。スケジュールによると、8月に貨客船ファルフトジノフ号は9回、クリリスクに向かう。夏に島を訪れる人が増えることは誰もが知っている。漁業労働者、観光客、ロシア本土からの様々な代表団、海外からの研究者たちもいる。地元住民はこうした事情を考慮して、前もってチケットを買うしかないだろう。

※サハリン州政府のウエブサイトによると、7月30日、リマレンコ知事代行が毎週土曜日に択捉島へのフライトを追加すると発表した。