❐北方四島の話題
サハリン・クリル通信2019/8/6
Юные «Индианы Джонсы» на Итурупе находят керамику возрастом 5 тысяч лет
Артефакты дети обнаруживали и на берегу моря, и в лесу
択捉島レイドヴォ(別飛)のクリル地域研究グループの若きインディ・ジョーンスたちは、土の中から5000年前の土器や黒曜石を掘り出し、アイヌの住居跡を見つけ出すことが出来る。子供たちのコレクションには皿や土器、石器などがずらりと並ぶ。数年前、彼らは自分たちの足下にあるものに注意を払うことはなかった。今は、「ヤング・シーカーズ」の若き考古学者として、クリルの歴史を掘り起こしている。指導しているのは「ヤング・シーカーズ」の代表を務めるナタリア・エフツシェンコさん。択捉島出身の彼女は本土で生活するため一度島を離れたが、再び戻ってきた。クリルに帰ってきた彼女は歴史文化に興味を持ち、地元の子供たちにも歴史に対する関心を植え付けた。「ある時、労働者が井戸を掘ったときに出た、たくさんの土や砂を持ってきた。その中から古代の土器が2つ見つかり、取りつかれてしまった」と語る。ナタリアさんはビザなし交流の歴史文化専門家として北海道に行った時、日本では古い遺跡が行政によって注意深く守られていることに驚いた。それから彼女は、以前にも増して土器を探すようになった。今、彼らはあらゆる手段を用いて、この地域に暮らしていた古代人の痕跡を保存しようと努めている。
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