❐北方四島の話題
サハリン・クリル通信2019/8/7
ロシア地理学会はウエブサイトにクリル諸島の調査開始に関する報告を掲載したが、その中で、実際にはクリル諸島には存在しない「イルプ島」に上陸し、調査を開始したと記述し、サハリン地域の住民を驚かせている。「エトロフ島」と間違えたとみられる。ロシア地理学会のサハリン支部長のポノマリョフ氏は「残念なことだが、このような例は珍しくない」と語る。ロシア地理学会はロシア軍などと共同でクリル諸島の択捉島、ウルップ島で植物学、地質学、火山学などの専門家からなる「極東の要塞–クリル諸島」遠征隊を組織し、7月末から9月にかけて調査を実施している。
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