クリル諸島では温泉で卵やカニを茹でて食べる

北方四島の話題

 サハリン・クリル通信2019/9/25

https://skr.su/uploaded/9a/4f/c4/3ad323ca254b48e233f012fe6b.mp4

択捉島を訪れる観光客やアウトドア愛好家は温泉で卵をゆでる。ある旅行者はインスタグラムに「硫黄の味がする卵! イースターにペイントする必要もない」と書き込んでいる。地元の住民は安全性に疑問を抱いているが、火山の専門家は「安全に食べることが出来る」と太鼓判を押す。温泉に含まれる有害な成分は硫化水素ヒ素択捉島の温泉には硫化水素はごく微量で、ヒ素はまったく含まれていない。硫化水素の含有量が多くなると卵の殻は溶解し、食べられない。国後島を訪れる旅行者は伝統的にカニを温泉でゆでている。その温度は100度になる。パラムシル島の温泉は調理には適さないという。

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