❐北方四島の話題
サハリン・クリル通信2019/9/28
第二次大戦勝利75周年を記念して、サハリン州の18自治体の最高峰を登頂するキャンペーン「ビクトリー・ピーク」に参加している登山グループが1週間もかけずに択捉島と国後島の最高峰を征服し、山頂に勝利の旗を掲げた。グループはサハリン州議会ボロトニコフ副議長を含めサハリン登山クラブの会員など9人。択捉島の最高峰・ストカップ山(西単冠山=1634m)では、霧雨が降り、土砂が崩れ石が落ちてくる危険な登山となったが、午前7時から登頂開始し、夕方4時に山頂にたどり着いた。国後島のチャチャ山(爺爺岳=1819m)では、12.5kmの行程を6時間以上かけて登頂。途中、昇る朝日の中で、択捉島と色丹島、そして日本の北海道を眺め、山頂では勝利の旗とともに記念写真を撮った。
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