❐北方四島の話題
神戸新聞2019/10/6
北方四島との交流事業(ビザなし交流)で兵庫県を訪れているロシア人約50人が5日、高田屋嘉兵衛顕彰館を訪れた。ヤエザクラの記念植樹をし、日露友好に尽力した江戸時代の豪商・高田屋嘉兵衛について学んだ。ビザなし交流での淡路島への訪問は3回目。一行はウェルネスパーク五色にある「日露友好の像」のそばで、ヤエザクラ1本を植樹した後、館内を見学。「ゴローニン事件」で日露間を仲介し、解決に導いた高田屋嘉兵衛を紹介した映像や北前船の模型を見て理解を深めた。クドレフスカヤ・ナジェジダ団長(54歳)は「団員のうち26人が初訪問。新しいことをたくさん知れたと思う」と話した。一行は8日に根室市に戻り、交流船「えとぴりか」で帰島する。
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