択捉島 リマレンコ知事が学校や住宅、遊歩道の建設現場で進捗状況を確認

北方四島の話題

 サハリン・インフォ2019/10/7

サハリン州のリマレンコ知事が択捉島を訪問し、サケの孵化場や学校、住宅の建設現場を視察した。択捉島には9つの孵化場があり、シロザケとカラフトマスを育てている。技術の向上によって、択捉島では昨年20,000トンのサケが捕獲された。10年前の1000倍にも上る。今年はまだ途中だが、すでに11,000トン以上を記録している。また、知事はレイドヴォ(別飛)で建設中の学校を視察。3階建ての学校は2021年11月に完成見込みだが、予定より早く進んでいる。リマレンコ知事は「地元自治体は請負業者の業務を常に管理する必要がある」と強調した。さらに、レイドヴォ(別飛)とキトヴィ(内岡)の住宅建設現場を訪問した。老朽化し危険な住宅に住む住民や専門技術を有した人材を島外から誘致するために、合わせて4棟のアパートが建設中だ。完成すると、レイドヴォの住宅問題は解決する。知事訪問のもう1つの目的は、クリリスク(紗那)とキトヴィの間で建設中の全長3kmの遊歩道。知事は「このプロジェクトは観光客と住民の双方にとつて重要だ。都市の景観を改善し、魅力的なスポットになる」と語った。

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