色丹島沖の洋上加工船火災 運輸調査委員会が安全基準違反で捜査 

f:id:moto-tomin2sei:20191019081737j:plain

北方四島の話題

 サハリン・クリル通信2019/10/18

色丹島沖で火災を起こした洋上加工船「ピョートル・ジトニコフ」の事故は刑事事件に発展する可能性が出てきた。極東捜査局の運輸調査委員会は、海上輸送の運用と移動に関する安全規則違反も視野に調査を行っている。これまでの調査によると9月23日、色丹島沖で操業中の「ピョートル・ジトニコフ」船内の梱包材が置かれたエリアから出火。乗組員361人が救助され、色丹島に収容された。その後、国後島の空港からチャーター機ウラジオストクに移送された。死傷者はいなかった。消火作業は1週間かかった。加工船は沿海地方のスラビャンカ港に10月6日に入港。運輸調査委員会は船内の調査や乗組員からの事情聴取などを行うとともに、所有者から船舶に関するすべての文書を押収して火災の原因を調べている。

f:id:moto-tomin2sei:20191019081805j:plain

f:id:moto-tomin2sei:20191019082521j:plain

f:id:moto-tomin2sei:20191019081754j:plain

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました