サハリン州 シュムシュ島などで戦死した日本兵の遺骨15柱と遺品を日本に引き渡し

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北方四島の話題

 サハリン・クリル通信2019/11/7

サハリン本島のスミルヌイフ地区(気屯)やシュムシュ島(占守島)で発掘された日本人兵士の遺骨15柱と遺品が日本政府に引き渡された。両地区では1945年にソ連軍と日本軍の間で激しい戦闘があった。サハリン州の捜索隊が過去2年間の発掘調査で、15の遺体とともにベルトのバックルや銀製の義歯、認識票など34点の遺品を発見した。11月7日、捜索隊からサハリンを訪れた日本政府の担当者に引き渡された。捜索活動を行っているアルテム・バンドゥーラ氏は「シュムシュ島の塹壕から見つかった3遺体は皮膚の一部が残っているなど保存状態が良好だった。スミルヌイフ地区で見つかった遺体は狭いエリアにかたまっていた。ここでは1970年代に行われた植樹作業の過程で、バックルやボタン、靴が見つかっていた」と語った。遺骨収集作業はサハリン州と日本政府との協定の枠組みの中で、サハリン州の支援を受けて実施された。

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