❐北方四島の話題
Kuril.ru 2019/11/17
国後島ではこの夏、ゴミの分別収集に向けて初めてプラスチック専用の回収箱が設置された。数カ月たって回収量は260立方メートルに達した。回収箱は島内で唯一ゴミ処理のライセンスを持っているガランティア社が7月、ユジノクリリスク(古釜布)市内の9カ所に設置し、その後も増え続けている。CEOのグレべンキン氏は「住民たちはゴミの分別に取り組み始め、積極的に回収箱を利用するようになってきた。今後、購入した圧縮機でペットボトルを圧縮していくが、合わせてどこに送るのかを考えなければならない」と語った。同社はゴミの分別収集について小冊子を作成するなどして住民に周知を図っていく考えだ。一方、南クリル高校の生徒たちは独自に使用済み電池の回収を行っている。専用回収ボックスをスポーツ施設「アファリーナ」や文化の家、スーパーなどに設置したところ、これまでに15kg以上が回収された。担当の教師は「使用済み電池は、州廃棄物管理局のオペレーターがオーロラ航空を使って専門業者に送るよう協議している」と話している。
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