色丹島のトロール漁船の船長がプーチン大統領に直訴 「出漁すれば乗組員100人の死につながる」

北方四島の話題

 OTV-Prim 2019/11/19

色丹島の漁業会社オストロブノイが所有する大型トロール漁船「オストロブノイ-11」の船長が船の安全性に問題があるとして、出漁を拒否している問題で、船長はSNSを通じてプーチン大統領に直訴した。サハリンの運輸検察当局が調査に入っているが、これまでのところ違反を発見していないという。ゲオルギー・グラズコフ船長(ウラジオストク在住)は「11月15日に、船体の点検をしたところ、操舵装置が故障し、排水バラストシステムが使用不能と判明した。浸水した場合、船は沈む。気象条件が悪化する中で、出漁すれば、それは乗組員100人の死につながる。私は会社に報告したが、会社は私を解任した。誰も助けてくれない。100人の乗組員に代わって大統領に支援をお願いする」と訴えている。沿海地方の住民の間で若い船長に対する支持の輪が広がっている。

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