トルトネフ副首相 クリル諸島に第3国から投資を呼び込む必要 日本のやる気を疑問視

北方四島の話題

   サハリン・クリル通信2019/12/13

ロシアの極東連邦管区大統領全権代表のトルトネフ副首相はクリル諸島社会経済発展プログラムはロシアで最も効果的なものの1つであると述べた。同時に、民間の投資を呼び込む必要性を強調した。また副首相は「予算を犠牲にしているばかりではクリル諸島の発展はない。クリル諸島への投資を呼び込む必要がある。我々は日本からの関心と投資が実質を伴うものと期待していた。四島での共同経済活動で話し合いが行われているが、一向に始まらない。であれば、腕まくりをして他の国やロシア国内から投資家を引き付ける努力をしなければならない」と語った。現在、2016-2025年の10年間にわたるクリル諸島社会経済発展プログラムは、連邦とサハリン州予算から800億ルーブル(1,400億円)以上が割り当てられている。2020年には役14.5億ルーブル(25億円)を手当てする予定。近年はサハリン州が予算のほとんどを拠出し、クリル諸島の社会資本整備にあてている。

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