北クリル地区とカムチャツカ間のヘリ定期便 サハリン州政府が来年再開へ向け航空会社と協議

❐北クリルの話題

 サハリン・クリル通信2020/1/7

北クリル地区はサハリン州に属していながら、サハリン本島との直接的な交通アクセスを持たない唯一の自治体で、隣接するカムチャツカ地方とつながっている。サハリン州政府は、北クリル地区のセベロクリリスク(パラムシル島)とカムチャツカを結ぶヘリコプター定期便を運航していた航空会社が州政府との契約を更新しなかったため、年明けから運航停止になっている問題で、同社と協議を行い、2020年から運航を再開する方向で調整している。州政府との契約でヘリ定期便を運航してきたカムチャツカのヴィチャジ・アエロが、州政府からの運賃補助額に不満を示し、契約を更新しなかったとされる。また、州政府はカムチャツカ–セベロクリリスクの海上輸送に関して、貨客船「ヴァシリー・ザヴォイコ」号が8日から運航を開始すると発表した。船は34人の乗客と150トンの貨物を運ぶことが出来る。毎週火曜日に1往復する。所要時間は20時間。

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