サハリン・インフォ2020/1/16
プーチン大統領は1月末までに、極東おける新しい航空会社の設立に向けた構想をまとめるよう政府に指示した。極東やアクセスが困難な地域で乗客と貨物を輸送する航空会社を設立し、ロシア製の航空機を使用する考え。どの路線でどの機材を使用するか、機材の製造やコストも含めて検討する必要がある。現状で使用可能な機材はスホイ・スーパージェット100とウラルL410しか選択肢がない。経済紙コメルサントによると、最も可能性が高いのはアエロフロートとサハリン州が所有する地域航空会社オーロラ航空の統合だという。また大統領からの指示リストには、シベリアや極東、ウラル及び北西部のアクセス困難な地域での交通問題を解決するとともに、燃料コストの削減なども含まれている。極東地域の交通アクセス問題は年末から連邦政府の主要テーマの1つになっている。
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