北方四島など地図の地名表記の取り締まりを強化

❐北方四島の話題

　サハリン・インフォ2020/2/4

地図などの表記を監視している連邦機関ロスレストルは、国家登録されていない地名を表記した地図の取り締まりを強化している。2019年10月には、サハリン税関と協力してビザなし交流参加者のために配布されている会話集を押収した。国家登録されているロシア領土の地理的名称には存在しない「ハッチャス、泊山、古丹消、秩苅別、ニキシロ」という表記があった。また、ロシアの出版社が「サハリン・クリル–現代ガイド」に掲載したサハリン州の地図に、地名登録に存在しない「ハボマイ」という表記を使用していたことから、行政犯罪として出版社の責任を問う手続きを進めている。