国後島・ヴァレンチナ湖 冬眠しないクマが管理小屋を襲い、犬を食べた

北方四島の話題

 サハリン・クリル通信 2020/2/9

国後島北西部、オホーツク海側にあるヴァレンチナ湖近くにある養殖場に、冬眠せずエサを探し歩いているクマが現れ、管理小屋にいた警備員を襲った。警備員は屋根に上がって無事だったが、犬が引きちぎられて食べられた。連絡を受けたサハリン州森林狩猟省は地元自治体の協力を得て、ヘリコプターで現場に急行。人間に危害を加える恐れがあったため、ハンターがクマを仕留めた。クマは大きかったが体は細かったという。十分な脂肪が蓄えられておらず、絶えずエサを探していたとみられる。

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