択捉島沖で2つの地震が連続発生? 震度5ポイント 行政府職員ら緊急招集

北方四島の話題

 サハリン・クリル通信2020/2/13ほか

https://skr.su/uploaded/7c/4c/f2/2fc8040cf726e396653cad9bcb.mp4

サハリン・クリル通信によると、南クリル諸島で2月13日夜、2つの地震がほぼ同時に発生した。Eqalertサービスの情報では最初の地震は21時33分44秒、次が1秒後の21時33分45秒で、マグニチュードはそれぞれ6.9、7.0。(時刻はサハリン時間、日本より2時間早い。報道機関によって情報はばらばら)サハリン・インフォによると、最初の地震は21時33分に発生し、震源地は択捉島レイドヴォ(別飛)の北東80km、深さ142.6kmでマグニチュード6.9としている。最大震度は5ポイントだった。またAstv.ruによると、2回目の地震は21時41分に発生。震源択捉島リリスク(紗那)の北東103km、色丹島マロクリリスコエ(斜古丹)の北東247kmで、深さ158km、マグニチュード6.4だった。(※日本の気象庁発表では地震は1回のみ。19時34分=サハリン時間21時34分に発生、震源地は、択捉島南東沖、震源の深さは約160km、マグニチュードは7.0と推定)。択捉島国後島色丹島では行政府職員や救助隊員らが緊急に招集された。択捉島では28人が8チームに分かれて建物の被害状況を調査している。現在まで、被害の情報は報告されていない。サハリン州のリマレンコ知事は「南クリルとクリル地区では、すべての職員が職場で警戒に当たっている。状況は地方政府の特別な管理下にある」とコメントを発表した。択捉島を管轄するクリル地区のロコトフ市長は「すべてが正常だ。揺れが長く続き、震度5ポイントぐらいに感じた」と話した。Astv.ruによると、択捉島国後島色丹島で強い揺れを感じ、棚から皿が落ちたり、一部の住民は家の外に逃げた。

 

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