択捉島ゴルノエ クリル地区議会が村長に元軍人を指名

北方四島の話題

 サハリン・インフォ2020/2/27

択捉島を管轄するクリル地区議会は、かつての軍の町ゴルノエの村長に元軍人のウラジミール・シシャツキー氏を指名した。新村長は33年間にわたり択捉島に住んでいる古参。村長がどのように選ばれたのか、それは実に興味深い。村の行政は住民集会を開いて村長候補について話し合い、女性の名前が浮上した。しかし、軍部は激怒し、集会は無効であると宣言した。次の住民集会には軍部から100人が押し寄せた。何人か候補者の名前が挙がったが、軍服を着た人たちが何のためにやって来たのか推測することは簡単だった。シシャツキー氏は「ゴルノエに住んでいる軍隊の意向は拒絶できない」と明かした。

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