❐北方四島の話題
サハリン州政府ウエブサイト2020/2/29他
サハリン州政府は新型コロナウイルス対策として、3月5日から北海道との定期的な航空便を制限するよう、連邦政府に要請することを決定した。サハリン州緊急事態委員会の衛生検疫小委員会の会議で決まった。リマレンコ知事は「私たちは北海道の最も近い隣人であり、観光や文化交流で密接な関係を確立している。しかし、この状況で、私たちの仕事は市民の健康に最大限の注意を払うことだ」と述べた。日本から到着するサハリン住民のうち感染の兆候がない人は14日間、自宅で待機し、医療機関が健康観察を行う。サハリンに到着した外国人は一定期間、指定された医療機関などに一時留め置かれる。感染の検査はノボシビルスク研究所と連携して実施する。
※日本経済新聞は「現在、サハリンのユジノサハリンスク空港と北海道の新千歳空港を結ぶロシアの航空会社が運航する定期便を、必要な時のみに臨時便を運航するよう移動の制限を求める」としている。
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