❐北方四島の話題
サハリン・インフォ2020/3/6
サハリン州政府は、色丹島の漁業会社クリリスキー・ルイバクと国後島のユジノクリリスキー・ルイブコンビナートに対して、それぞれ2億5,000万ルーブルと5,490万ルーブルの補助金を交付した。いずれも施設建設と設備機器の購入に対する補助。ルイバクは昨年、色丹島に水産加工場を新設し、500人を雇用している。ルイブコンビナートは現在200人の従業員を雇用し、製品はロシア国内22地域と海外12カ国に輸出されている。同社は現在、魚油・魚粉工場を建設中。州政府のラドチェンコ漁業局長は「2社は製品の供給と設備投資で地域経済に貢献している。特に重要なのはサハリンとクリル諸島の住民に水産加工品を手ごろな価格で供給することだ」と述べた。
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