サハリン州の商品ストックは数カ月分　不当な価格上昇もなく安定

❐サハリンの話題

　サハリン・クリル通信2020/3/18

サハリン州政府のナタリア・ロザノバ農業・貿易副大臣は「州内の食料品など重要な製品の在庫は数カ月分あり、市場の状況も安定している」と語った。州政府の調査によると、卸売業者が現在5,000トンの商品在庫を持っている。お茶は40日間、野菜とバター50日間、塩は178日分あるほきか、穀物、パスタ、肉製品もストックが形成されている。近く2,700トンの食糧が本土から届く予定。当局が価格を監視しているため現在、不当な価格上昇はない。主な製品の供給地は沿海州地方(重要商品、野菜、果物)、アルタイ地方(小麦、シリアル、植物油、肉、チーズ)、カムチャツカ地方(ソーセージ類)、アムール地方(乳製品、植物油)、ヴォロネ地方(肉、乳製品、缶詰)、クラスノダール地方(穀物、砂糖、食料品)、モスクワとサンクトぺテルブルク(肉、乳製品、菓子、野菜、果物)、ベラルーシ(肉、バター、ソーセージ)

❐サハリン・インフォ2020/3/18

サハリンの一部の商店では鶏卵があるはずの棚は空っぽだったほか、トイレットペーパーの需要が急増している。