択捉島・紗那 広場や病院などに28台の監視カメラを設置へ

 

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北方四島の話題

 サハリン・クリル通信2020/4/5

択捉島リリスク(紗那)の中心街に監視カメラ28台が設置される。場所はイベントが開かれる広場や病院、横断歩道など人通りが多いエリアで、年内に設置される予定。監視カメラの映像は事件や事故、災害時の情報収集を担うクリル地区のEDDSオフィスの6台のモニターに映し出される。監視カメラは高解像度で高倍率でも画像の鮮明さは失われない。EDDSのクリル地区の責任者であるマリーナ・クズミナ氏は「導入の狙いは状況をリアルタイムで監視し、すべてのインシデントにできるだけ早く対応すること。交通監視カメラのようにスピード違反は記録しない。人でにぎわう街頭や生活支援施設の状況をモニターに表示するものだ」と説明する。将来的には、クリリスクとレイドヴォ(別飛)で建設されている学校にも設置される。基本的にサハリン州の予算で設置されるが、クリル地区行政府は一部を負担する。

 

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