国後島　コロナ濃厚接触者がトロール漁船に乗り込んでいた

❐北方四島の話題
　サハリン・クリル通信2020/5/18ほか
南クリル海域で操業中のロシアトロール漁船「シコタン」号(乗組員32人)に、国後島で新型コロナウイルスの感染が確認されたダゲスタン在住のダイバーと同じ飛行機で国後島に来た漁船員が乗っていることが分かり、ロスポトレブナゾール(ロシア連邦消費者権利保護および福祉監督庁)は漁船の船長に対して、乗組員全員の上陸を禁じ、2週間船内にとどまり経過観察を行うよう命じた。漁船員は14日間の経過観察義務を無視して、漁船に乗り込んでいた。サハリン州のリマレンコ知事が南クリル行政府のブラセンコ市長に漁船員を探し出すよう指示していた。