❐北方四島の話題
サハリン・クリル通信 2020/5/27
国後島ユジノクリリスク(古釜布)のロシア連邦捜査局クリル地区当局は、44歳の地元住民に対する刑事事件を提起した。捜査当局によると、男は5月11日午後11時から午前0時の間に、酒にって車を運転しているところを交通警察官に止められた。飲酒運転の検査が行われた。男には飲酒運転の犯罪歴があることが分かった。その結果、男は勤務先の会社で就いていた重要ポストから外された。翌朝、男は刑事責任を逃れるようと、交通警察の署長を訪ね、日本のお札9万円を提示した。これはロシア中央銀行のレートで62,000ルーブルを超える額。賄賂として渡そうとしたが、警察官は受け取りを拒否した。当局は贈賄未遂事件として捜査している。
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