❐北方四島の話題
サハリン・クリル通信2020/5/30
8頭から10頭のクジラの群れが国後島のオホーツク海側沿岸2kmまで近づき、集団でエサを捕獲した。5月30日のテレグラム・チャンネル「南クリル諸島の観光とエクスカーション」で、写真家アレクサンドル・ヤコブレフさんが写真をアップした。「クジラの群れは南北に200~300mに延びていた。潜水するなど動きが活発で、おそらく集団でエサを獲っていた」と書き込んだ。クリル自然保護区のイリーナ・ネベドムスカヤ副局長はミンククジラではないかという。「彼らは集団で浮遊する甲殻類や魚の群れを海水とともに一気に飲み込んで食べる」と話した。お隣の日本ではクジラを観察するツアーが企画されているが、国境地帯のため、クリル諸島でのツアーは出来ない。
コメント