国後島・古釜布 ロシアの日を祝うイベントを開催

北方四島の話題

 サハリン・インフォ2020/6/12

ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国人民代議員大会が国家主権に関する宣言を採択した1990年6月12日にちなんで制定された「ロシアの日」–。国後島色丹島では祝賀行事が行われた。気温23度を超えた国後島ユジノクリリスク(古釜布)では、ブラセンコ市長から14歳になった少年少女(国後島12人、色丹島2人)に国内パスポートが手交された。この後、市長はじめ市民有志はメンデレーエフ火山(羅臼山)の山頂888mにロシア国旗を掲げるため登山を開始した。一方、地区中央広場では長年、南クリル行政府の文化部門の部長を務めたガリーナ・グラシコバさんと南クリル・ルイバコンビナートの漁師ニコライ・コロスタイルフさんに名誉市民の称号が授与された。さらに、サボチキナ副市長は、新型コロナウイルスの流行に際して、ボランティアでマスクを縫い続けた市民に感謝状を贈呈した。

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