択捉島・紗那—内岡 2.7kmの遊歩道が完成、市民の憩いの場に

 

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北方四島の話題

 サハリン・クリル通信2020/6/11

択捉島のクリリスク(紗那)とキトヴィ(内岡)を結ぶ遊歩道(延長2.7km)が完成し、地元住民の新たな散歩コースとして人気となっている。クリル諸島社会経済発展プログラム(2016-2025年)に基づき、総工費2億300万ルーブルを投じて整備された。遊歩道の道幅は2.25mで96基の街灯や展望台、ベンチ、トイレなどが設置されているほか、野外アートも展示されている。オホーツク海を見下ろす風光明媚なエリアだが、以前は廃屋などが景観を台無しにしていた。遊歩道にはインタロッキングが敷かれ、海側斜面には芝生が植えられた。クリリスク在住のアンナ・クズミナさんは「多くの人々がクリリスクに住んで、キトヴィで働いているが、誰もが車を持っているわけではない。道路の隅を歩くしかなく、安全ではなかった。私たちにとって、この遊歩道は新鮮な空気の息吹のようなもの。子供たちは自転車に乗って、大人はベンチに座り話をしている」と喜んだ。

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