❐北方四島の話題
サハリン・インフォ2020/6/24
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択捉島のクリル営林署の職員やハンターが、最近親子のヒグマが目撃されている温泉リゾートやルイバキ(有萌)、マトロスカヤ湾を巡回した。いずれもクリリスク(紗那)市街地から数キロのエリアで、市民の生命と安全への脅威がないか調査を行った。この日もレイドヴォ(別飛)でヒグマが目撃されたが、ハンターらは銃を使用せず、山に追いやった。クリル地区行政府のロコトフ市長は「住民は常にヒグマ情報に注意を払い、外出しており、ヒグマとの共生を心がけている」と語る。当局は「エサをやらない、ゴミを残さない。ダーチャでは魚の廃棄物を肥料として使わない。墓地を訪ねた際に食べ物を残さない」よう呼び掛けている。
※サハリン本島で(サハリン・クリル通信6月24日)
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