元クリル地区市長に懲役4年の判決 老朽化した建物の解体工事に絡み2000万ルーブル詐取

北方四島の話題

 サハリン・インフォ2020/6/25

サハリン地方裁判所は、択捉島を管轄するクリル地区の元市長で、詐欺の罪に問われているティグラン・アベニャン被告に対する控訴審で、懲役4年の判決を言い渡した。アベニャン被告は市長時代の2012年に、老朽化した11棟の建物の解体工事にからみ、自分が経営にかかわる業者に不当に高く落札させ、公的な地位を利用して2,000万ルーブをだまし取ったとして起訴され、クリル地区裁判所は今年2月、懲役5年の判決を下した。被告側が控訴していた。被告側弁護士は「我々の無罪の主張は部分的にしか満たされなかった。ウラジオストクの上級裁判所に上訴する」と語った。

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