❐北方四島の話題
サハリン・メディア2020/6/25
ロシア最大の通信企業ロステレコムは、最近、色丹島マロクリリスコエ(斜古丹)に建てられたアパート2棟に光ファイバー通信回線を敷設した。入居者は最新のGPONテクノロジーを使用した高速インターネットを利用できようになった。GPON(「アパートへの光」)は、最新のインターネットアクセステクノロジーの1つであり、アパートまたは加入者の家へのケーブル敷設を可能にし、安定した速度を保証する。チャンネルの帯域幅が広いため、インターネット、テレフォニー、ビデオ監視、インタラクティブTV、スマートホームのサービスを同時に利用できる。ロステレコムのサハリン支部の担当者は「クリル諸島の加入者には、サハリン本島の住民と同じサービスを提供している」と語る。入居者は最大100 Mbpsの速度でインターネットにアクセス可能で、インタラクティブTVでは4K形式を含む300以上のチャンネルを楽しむことが出来る。加入しているオレグ・ズバレフさんは「制限のないインターネットを使用できるなんて信じられない。速度は速くて快適。あらゆる番組が見られる。こんなことは、以前は夢物語だった」と喜んでいる。
コメント