❐北方四島の話題
サハリン・クリル通信2020/7/15
https://skr.su/uploaded/c4/04/21/e1b49a3e301362a272e84596b3.mp4
択捉島クリリスク(紗那)と太平洋側のブレベスニク(天寧)を結ぶ幹線道路の再建工事が急ピッチで進んでいる。おびただしい重機が投入され、すでにクリリスクに隣接するルイバキ(有萌)を起点とする7kmの区間がアスファルトで舗装され始めた。クリリスク–ぺトレル空港(天寧空港)道路は、中心都市のクリリスクと軍が駐屯するゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)、ブレベスニク、ゴルノエ地区を結ぶをつなぐ唯一のルートで、延長57.3kmにわたり路盤の再建と、ブラゴダタナヤ川の架橋工事が行われる。アスファルトで覆われる最初の区間はルイバキを起点に南へ延びる7.4km。整備計画によると、その後、2021年に別の区間21kmの再建工事に着手する。かつて、この道路は軍の基地があったぺトレル空港にアクセスする軍事道路で、部隊間の連絡輸送を担っていた。
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