国後島のクリル自然保護区はロシア地理学会の2020年メディア助成金を獲得し、ベラルーシの映像制作会社と協力して、クリル自然保護区の科学、環境、教育に関するビデオ「南クリル諸島–ロシアの独特の島の性質」を制作する。映像を制作するのは「AVES」（フィルムスタジオ・アベス）で、2016年夏に国後島を取材してテレビ番組を制作したほか、2017年にもクリル諸島を訪れレッドデータブックに搭載された貴重な鳥たちをテーマにしたドキュメンタリーを制作している。助成金をもとに新たに制作する映像は、国後島のクリル自然保護区、色丹島と歯舞群島の小クリル自然保護区を舞台に、火山や野生動物、希少な植物、クリル諸島のオホーツク文化など自然、地理、歴史を紹介する。(サハリン・インフォ2020/7/24)
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