1945年8月27日、クリル諸島上陸部隊の主力はマトゥア島(松輪島)に到着、日本兵を武装解除した。この日、カムチャツカ防衛区軍司令官のグネチコ少将は第2極東戦線の司令部から、カムチャツカ防衛区軍の戦闘ゾーンをウルップ島(得撫島)にまで拡大するよう命令を受けた。もともとクリル諸島南部はサハリン南部の大泊(現コルサコフ)から派遣される部隊によって占領することになっていた。しかし、この時までに、大泊は兵員(87狙撃団)を輸送する準備が出来なかった。グネチコ少将はゴロボロフ大佐の第302ライフル連隊をマトゥア島に配備。1個大隊を残し、別の2個大隊をウルップ島に送ることを決定した。(サハリン・クリル通信2020/8/27)
https://skr.su/uploaded/c9/9e/63/20f99ef849bce8a049128761c7.mp4
※サハリン・クリル通信の「50度線からのリポート」(75年前にサハリンとクリル諸島を日本軍国主義者から解放し、第二次大戦を終わらせた一連の戦いを過去の日時と連動させて紹介するプロジェクト)から–
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