色丹島マロクリリスコエ(斜古丹)湾で操業している水産加工場オストロブノイ社が水産廃棄物を湾に垂れ流している。地元住民によると、3カ月前から魚の油で覆われた海を見てきたという。魚が死に、マロクリリスコエの町は悪臭が漂っている。地元住民は「湾内で釣りが出来たが、今は魚がいなくなった。行政と検察当局に何度も苦情を申し立てたが、町を支える大企業であるため、彼らは触りたくないのだろう」と話した。色丹島を管轄する南クリル行政府からコメントを聞くことはできていない。サボチキナ副市長は忙しいらしい。オストロブノイ社は電話に出ることを止めたようだ。明日、サハリン地域の漁業協会のコズロフ会長が色丹島を訪れる予定で、問題を調査すると話している。(サハリン・インフォ2020/8/28)https://sakhalin.info/news/194500
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